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ISO 1600 (F 5 SS 1/8) 【ink to flickr】 |
COOLPIX Aの映像素子は、APS-Cサイズ有効画素数1,616万画素のCMOSセンサーを使用しています。
デジタルカメラでは、レンズから入った光をフィルムの代わりに映像素子で受けます。そこで発生する電荷を増幅して電気信号に変えて、その信号を画像処理エンジンに通すことによって観賞できる画像に置き換えています。
Aの場合は有効画素数が1,616万画素なので、一枚の画像は1,616万個のピクセルで構成されることになりますが、同じ画素数のカメラの場合ではセンサーのサイズが大きくなると1つの画素の受光面積も大きくなりますので階調表現や色彩再現、そして高感度耐性にも有利といわれています。
デジタルカメラで設定できるISO感度はフィルムカメラと同じものが引き継がれているわけですが、フィルムではISO100やISO400など感度の違いによって感光素材を変更しているのに対して、デジタルカメラでは映像素子において受光時に発生する電荷の増幅の大きさを変えることによってISO感度を再現しています。
ただ、ISO設定を800、1600、3200と高感度にするに従って電荷の増幅も大きくなりますのでノイズが発生しやすくなります。高感度にすると画像が荒れるのはフィルムもデジタルも変わらないのですね。
APS-Cサイズのデジタルカメラの場合、ISO1600あたりの画質が使える代物かどうかが各機種の高感度の強さを量るボーダーラインになるのではないかと思います。
高感度のテストも兼ねて夜景がきれいな横浜に行ってきました。
Aは通常の感度設定でISO100~3200、高感度モードならばISO25600相当まで上げられます。(テストは3200までにしました。)
感度によって建物の色が違うのは、画面の右側で回っていた観覧車のイルミネーションのためです。
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元画像 ISO 1600 |
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拡大 ISO 100 |
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拡大 ISO 200 |
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拡大 ISO 400 |
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拡大 ISO800 |
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拡大 ISO 1600 |
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拡大 ISO 3200 |
ISO800から急にノイズの量が増えてきますね。
ISO1600が使えるかどうかは個人の判断だと思いますが、私の場合は鑑賞目的の撮影ならば800まで、友達や家族との記念撮影やメモ代わりならば3200まで、という感じです。
ISO1600や3200でも拡大しない限り画質の劣化はあまり感じませんので割り切って使えば十分なレベルだと思います。
大型センサーのコンパクトカメラでは手振れ補正が搭載されている機種は少ないですが、もし後継機があるのならばお願いしたいところですね。(個人的にはファインダー内蔵を一番期待しています)
価格.comで「最強の飲み会カメラ!?」とレビューされている方がおられましたが、なるほど一眼レフクオリティーハイスペック高級コンデジbyニコンにしてそういう使い方は盲点でした。
6月に入ってホタルの季節になりましたので、今年はその撮影にチャレンジしてみようと思います。
どなたかアドバイスがあればよろしくお願いします。広角28mmでも大丈夫でしょうかね。笑

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